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6月15日 新人アナウンサー・渕上 沙紀さんが晴れて産声を上げました。
研修開始から一か月余り。放送業界で言う「初鳴き」でした。
“泣き”ではなく、極度の緊張の中にも笑顔が溢れ、力強い声で記念日を飾りました。
めでたし!めでたし!!

この日はラジオニュース担当をはじめ、ラジオ、テレビの生番組にも登場。
“腹がすわってるなぁ”と唸らせる とても堂々とした初戦でした。

渕上アナの門出を見るにつけ、自らのデビュー当時を思い出します。もう38年も前のこと。

私の初鳴きは、午後4時前 テレビの天気予報でした。
緊張のあまり心臓が激しく脈を打ち、マイクが拍動音を拾ってしまうのではないかと
さえ思ったほどでした。また心臓が、今にも口から飛び出してきそうな感覚になりました。
そして マイクの前に座った私の真正面にある円い形の針式時計。その赤い秒針が
バケモノのように大きく見えました。時計は見えても時間を把握できていない。
そんな状況で、笑顔など到底出るはずもありません。
また肩に力が入りすぎ、声は多少震えて控えめだったかもしれません。
明らかにビビッて縮み上がっていました。お恥ずかしい話ですが懐かしい思い出です。
それに比べ「渕上アナは立派だなぁ~」

私はこの一か月余り、研修担当として 日々 渕上アナの成長過程を観てきました。



それだけに 彼女の一声一言・表情が気になります。
初鳴きの様子をそばで見守っていましたが、自分が放送に出る時より はるかに緊張しました。
さながら“親が子どもの晴れ舞台を祈るような気持ちで応援する心境”とでも表現すればいいでしょうか。実際 親子ほどの年齢差がありますからね。
これから足腰をしっかり鍛えて 大きく頼もしく成長して下さい。

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