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  3. 一柳 信行
  4. もう、おっさんなんだから。

私には4つ上の姉がいる。今は福岡市に住んでいるので、会うのはお盆と正月くらいだ。

そんな姉が先月下旬に少し早く帰省してきた。そして私の机のある物を見て言った。
「これはいつから使っているの?買い換えてもいいかもよ。」
そのある物とはこちら。



システム手帳です。結構使い込んでいます。就職活動を意識して私が大学3年生の秋から使っているもので、かれこれ30年近いシロモノ。毎年カレンダーの面だけを入れ替えて勤務シフトを書き込んで使ってきました。見てもらってもおわかりのように、かなり傷んでいる。でも手に馴染んでいるので、とても使い勝手が良いのです。

その手帳の勤務シフトを書き込んでいる欄以外のページを久しぶりに開けてみたところ、こんな書き込みを見つけました。



首都圏のJR路線図の一部です。
広島出身の私が広島以外に住んだことがあるのは、大学時代の4年間を過ごした福岡市しかありません。だから東京近郊の地理には当然疎いのです。
縁あってカープを追いかける仕事に就いている関係で、首都圏への帯同出張が多い。
今ではある程度把握してはいますが、若いころは全く自信がなく、いつも地下鉄路線図を片手に電車を乗り継いで移動していました。
基本的には1カードづつの出張ですが、時々2カード続けての出張になることもあります。
この書き方からすると、東京ドームか神宮球場で1カード終えた後、続けて横浜スタジアムまでの試合も帯同せねばならず、路線図を手書きして出張に出掛けていたことがわかります。東海道本線かと思っていたら、京浜東北線だったのに気が付いたのでしょう。書き直していた筆跡があります。

そして、ページの左上の小さな印刷に気が付きました。



かれこれ23年前のカレンダーに書き込んでいたことがわかります。
この写真を撮ってくれた後輩の河村ANに聞いてみた。
「何年生まれ?」
そしたら、
「1992年です。このページの時、私3才です。」と。

ということは、一柳先輩は、河村ANが3才の頃首都圏で迷子になりそうだったことがわかったわけです。何て恥かしい・・・。でもまだまだ会社の戦力になれず、諸先輩方やスタッフに迷惑をかけていた頃の記憶がよみがえり、ちょっと懐かしい気もしてきました。


 

で、最初の話に帰りますが、姉がもう一言。
「大切に使っているのはわかるし、それはそれで良いのだけれど、持ち物はちゃんとしたものをもったほうがいいよ。もうおっさんなんだから。」と。

たしかにその通り。ある程度キャリアを重ねれば身なりをキチッとしなければならないし、社会人として信頼されない。持ち物にしたってそうだろう。
男は身に付けている時計と履いている靴を見れば、その男がどの程度本物なのか分かるとよくいわれる。
その言葉を丸々受け止めようとは思っていませんが、世間からの見られ方としてはそれに近いものがあるのかもしれない。
写真にあるシステム手帳を買い替えるかどうかはまだ決めていないものの、今回の姉からの言葉は、弟として胸に刻んでおこうと思っています。

それから、弟からひと言。
「姉ちゃん、おっさんの一言は余計だぞ!(笑)。」

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