1. アナウンサー日記
  2. 一柳 信行
  3. 100周年とミスターと。

プロ野球シーズンが終わり、個人的にはちょっとホッとできる時期になっています。
そして、この時期になると、野球シーズンにはしていない仕事が舞い込んできます。
情報バラエティー系番組の中継・ロケやイベントの司会が、私の場合それにあたります。

というわけで、今月下旬に1つ行ってきたのが、母校の記念イベントの司会です。
(正確にいうと、これは仕事というより恩返しのようなものです)
実は、私の母校県立廿日市高校が、今年創立100周年を迎えました。
我が母校の大物OBは、ご存じミスター赤ヘル・山本浩二さん。
その大OBを迎え、昼は現役生徒や学校関係者を前にトークショー。
夜は広島市内に会場を移し、歴代の卒業生との記念祝賀会でした。

昼の部で驚いたのは、生徒会長の挨拶の立派なこと。
国会・県会・市議会議員をはじめ多数の教育関係者を前に、堂々とした姿でした。
彼女は全く声が震えることなく大役を果たし終えました。
まさに「びっくりポン!」な女の子。相当肝が据わっていました。
そして現役の生徒達が楽しみにしていたのは、ミスターのトークショー。
実際の回し役はRCCアナウンサーの先輩であり、母校の先輩でもある川島宏治氏がされたので、私はミスターの隣で、その言葉一つ一つに「へぇ~」「ほぉ~」「それで、そのあとは?」くらいしか喋りませんでしたが、生徒たちは目の前にいるミスターの姿や肉声を聞くことで、喜んでくれていたように見えました。

夜の部の祝賀会は司会者らしいお喋りをしたわけですが、もう460人以上もいると、とにかく先輩方は凄いんです。
シャンソン歌手の奥田晶子さんの校歌独唱は、その迫力に圧倒されましたが、もう鏡開きからグチャグチャ。
100年にわたり多様な人材を輩出している通り、全く皆さん檀上で同じ方向を向かない(笑)。
ウクレレ奏者寺本隆さんの演奏に聞き入ったと思いきや、歌手のREDEYEさんの歌には両手を振り上げてスイングの連続。
四十肩五十肩の先輩方は無理しないでください!と言っておけばよかった・・・。
そんななか、今春卒業したばかりの花岡なつみさんが、今年の日本レコード大賞の新人賞にノミネートされたとの知らせも入り、そこでも大盛り上がり。

さて、芸能関係から議員まで幅広い卒業生がそろう中、ミスターは最後まで祝賀会に同席してくださいました。
もうとにかく皆が一緒に写真を撮りたがるので、ミスターはほとんど食事をとれない。
そういう状態が続くにもかかわらず、常に笑顔で写真に納まり続ける姿は見習わなければと思いました。

なのに、野球部の同級生と野球部のOB会長が私のところへやって来た。
「浩二さんに一緒に写真写ってもらえないか、一柳から頼んでくれ。」
同級生からだけの頼みなら、ちょっと遠慮したほうがええんじゃない?まだ全然お食事とっていらっしゃらないし・・・と言えたが、OB会長までニコニコして私のところに来られては仕方がない。
ここは野球部の直接の後輩であることを武器にお願いしたところ、すぐに快諾してくださいました。
 

それが、この写真です。

image

当日出席していた野球部同級生5人がミスターと一緒に写りましたが、OB会長と一緒に写るのを忘れていました。
OB会長すみません・・・。

そして、その直後にミスターはこうおっしゃいました。
 

「イモの水割りをくれないか?」



私一柳は、すぐにミスターのお酒を用意しに会場を走りました。
ミスターは、いも焼酎がお好きなことがわかりました。

そんなこんなで100周年記念祝賀会は幕を閉じました。
司会の仕事をしていたのでほとんど食事をとれなかった私に、同級生軍団がご馳走してくれるということになり、2次会に行きました。
でも会計時には、なぜか割り勘になっていました。あれっ?
創立100周年。本当に多様な人物がいるものです。

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