1. アナウンサー日記
  2. 伊藤 文

秋が次第に進み、夜が長くなってきたなと感じませんか。
もうこんな時間に月が光っているなぁ、なんて驚くことも。
また、今月は十五夜があったりで月を見上げる機会が増える頃かもしれません。

月を見ると思い出すことがあります。

学生時代、理系はもっぱら苦手だった私。
授業の想い出もそんなにないのですが、理科の授業での月の満ち欠けの話をなんだか断片的にくっきりと覚えています。

新月から三日月、半月、そして満月へ。また満月から半月、三日月、新月とくり返す。こんな教科書の表を見ながらのこと。

半月は右側が光っているものと左側が光っているものがありますよね。それぞれ上弦の月・下弦の月という弓に見立てた名前がついていますが、どっちがどっちか見分けがつきますか?

先生の教えてくれた見分け方が、こうです。

「うえ」の「う」と、「した」の「し」を当てはめてみて。
「う」は、右側が丸く膨らんでいるよね。
「し」は、左側が丸く膨らんでいるよね。
だから。
右側が光っている半月は、上弦の月。
左側が光っている半月は、下弦の月。わかる?


「おーーーーっ!」という感嘆の声が教室に響きました。

単なる「覚え方」ではありますが、なんでも工夫次第で楽しく伝えられるものなんですね。アナウンサーにも言えることかも。

こんな工夫をしながら楽しく教えてくださっていた先生の授業、もっと覚えていたら、なんて後悔するには遅すぎますね・・・。

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