1. アナウンサー日記
  2. 田口 麻衣

先月27日、声優の永井一郎さんが、亡くなりました。
永井さんは、RCCでの仕事のため、広島に滞在していらっしゃいました。

その仕事は、RCC発全国放送のテレビ番組のナレーションで、
永井さんが担当してくださるのは今回で3回目でした。

そしてその3回、私もナレーションとして参加していまして、毎回、刺激を受けていました。

82歳というご高齢でしたが、ナレーションに臨む姿勢は、柔らかいけど強い。
そして時折見せてくださる、チャーミングな一面。
失礼ですが、“かわいらしいおじいちゃま”でした。

2年前、初めてナレーションをご一緒した後、お手紙を書いたら、お返事をくださいました。
3枚の便せんにびっしり。ナレーションというものについて。
しゃべるという仕事について。衰えることについて。
地方の1アナウンサーにも、こんなに丁寧に教えを分けてくださるんだと、
とてもありがたかったのを覚えています。

今回のお仕事のあと、お食事をご一緒したときにも、
戦後の話、今の日本の話、声優として関わられたジブリの話。もちろんサザエさんのお話も。
他人から見たらマンネリと思われる仕事でも、初めて見て親しんでくれている子どもがいると思うから、
毎回新鮮な気持ちで取り組んでいるんだと話してくださいました。

心から永井一郎さんとの出会いに感謝し、空の上で安らかに過ごしていらっしゃることを祈りながら、
その教えを受けついでいきたいと思っています。

永井さん、ありがとうございました。


ここ最近体調不良の田口です。
下を向くと、頬骨のあたりや頭が痛んだり、歯が疼くという症状があります。
病院にも行っていますが、そう一朝一夕には治らないので、何とかつきあっているのですが・・・。

こうなってみて感じたのです。思い返してください。
家事の中に、子どもの世話の中に、下を向くことのなんと多いこと!!

冷蔵庫の野菜室から野菜を取り出すのも、
食べこぼしを拾うのも
子どものオムツを代えるのも、体を洗うのも、歯を磨いてやるのも、
洗濯物を洗濯カゴから出すのも、
床を拭くのも・・・。

なんだか、やたら下を向くことがあるんです。
まあ、我が家はまだ子どもが小さいというのもあるでしょうが。
こんなにも、日々下を向いているのだと実感したのでした。

これじゃ、だめだ!(痛いし。)
今日からは、上を向いて暮らそう!
と、この度の体調不良をきっかけに心に決めたのでした。


え~。こほん。この度、私も出演している『日々感謝。ヒビカン』(RCCラジオ12時~15時放送)がギャラクシー賞のラジオ部門大賞をいただきました。

ギャラクシー賞って何?
放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する賞で、今年で50回目を
迎えます。昨年度日本国内で放送された作品の中から、テレビ部門やラジオ部門、CMやDJパーソナリティなどの部門で、大賞や優秀賞が選ばれます。

6月3日の午後、東京でその発表と贈賞式がありました。
式には、ラジオ部門から8本の番組が入賞し、招かれました。「8本に選ばれただけで、光栄だね」という感じで、ヒビカンスタッフの一人が贈賞式に向かいました。

そして夕方6時過ぎ、番組プロデューサーから私に電話が。
「ヒビカンが大賞とりました。」
「へっっ??大賞って何番??」
「一番ですよ!!」
「最優秀大賞とか、その上にないの?」
「一番です!!!」
「今日は、エイプリルフール???」
「違いますよ!」
私に理解させるのに、プロデューサーはとっても苦労してました(苦笑)

だって、アナウンサーになって16年。私、初めての賞だったんです。にわかに信じられなかったんです。

受賞したのは、去年8月6日に放送した時のもので、アメリカ人で日本語をとても愛する詩人アーサービナードさんと一緒に、青山、岡、田口のヒビカンMC3人が、平和公園から3時間生放送をお送りしました。“地元放送局として責務を果たすとともに、現場からのリアリティ、ゲストの説得力、心に響く言葉が三位一体となって戦後世代に迫る構成と演出”との言葉をいただきました。
 


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この日は、月曜日から金曜日までの出演者・スタッフがみんな揃って、持てる力をそれぞれに出し切ってお送りしていただけに、本当にうれしく、ありがたかったです。

ちょっと難しい話もやさしく楽しく教えてくれるアーサービナードさんにも感謝ですし、日々支えてくださっているリスナーの皆さまにも感謝、感謝です!!

でも、ヒビカンメンバーは、これで満足しているわけではありません。「今回はきっと、期待もこめての賞だよね」ととらえ、さらに納得していただける放送をお送りできるようにと、気合を入れなおしたところです!!

皆さま、どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。
まだ聞いたことがないという方、ぜひ一度、聞いてみてくださいね。普段はとってもゆる~い番組ですが(苦笑)


「やってみませんか?」と言われたら、「嫌です」とはなかなか言えません。
いくら上から目線の私でも、仕事の話を断るのは難しいもの。
この時もそうでした。

金子みすゞの詩を朗読するイベント。
出演するのは、チェロ奏者の長谷川陽子さんとピアノ奏者の仲道祐子さんと朗読担当の私。
お客様からお金をいただくイベントです。

金子みすゞさんの詩は昔から大好き!!だから、声をかけてもらって嬉しい!というのが最初の気持ち。
だけど、私のほかに「読む」という表現をする人はいない。
本当に私で勤まるのだろうか、荷が大きすぎやしないか、というのがその後に沸いた感情でした。

とはいえ、やはり断るのも・・・。
というわけで、挑戦することにしました。

3月3日ひな祭りの日に、呉市文化ホールで「金子みすゞ 詩の世界」というイベントに参加します!!
午後2時開演。一般3000円、学生1000円で、託児もあります(要予約)。
♪詳細は・・・こちらから

みすゞさんの詩は、それぞれの心に優しく寄り添ってくれます。
そして何かをはっと気づかせてくれます。
そのみすゞの世界を、聞きなじみのあるショパンやシューマンの名曲と共にお楽しみください。

私も私らしく、みすゞさんの世界を表現できるよう、がんばります。

みんなちがって、みんないい。・・・ですよね♪


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