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映画 『The A-bombヒロシマで何がおこったか』
2009年8月3日(月) 深夜0:59〜1:50放送
放送は終了しました。
−フィルムに映し出された1945年のヒロシマは、決して過去のものではなく、今、現実に起こりうる光景であることを映像は静かに訴えています−(本編より抜粋)
“The Hiroshima of 1945 depicted in these black-and-white images is not some relic of a long lost past. It is a silent reminder of what could happen today or in the future.”

1945年.広島の原爆投下から2か月後、焦土の風景は日本映画社の日本カメラマンにより撮影されました。治療を受ける被爆者や医療従事者、焼き尽くされたビル、ガレキに埋まる町の様子が映し出されています。1946年、フィルムは「広島・長崎における原子爆弾の効果」という映画となって海を渡り、米軍の教材として使われました。
撮影から50年後の1995年、広島の放送局RCCは日本映画社の後身である日本映画新社(現 日映映像・東宝ステラ日映アーカイブ)の映像使用協力のもと、広島平和文化センターと協力して現存する未編集フィルムの映像を分析。撮影場所・撮影人物の特定作業を実施しました。2004年には東京の日本映画新社と共同でフィルムをハイビジョン化。2006年には、このフィルムを元に広島の原爆を『熱線被害』、『爆風被害』、混乱を極めた『救護活動』、長期にわたる『放射線被害』の4項目に分け、被爆者や関係者の証言を織り交ぜて構成。主に原爆を知らない世代を対象に原爆の実相・全容を分かりやすくまとめたコンテンツ「The A-bomb ヒロシマに何が起こったか 1945-2006」を制作、番組として放送しました。構成時に特に重点を置いたのは「従来の兵器と決定的に違う放射線の脅威」。原爆投下直後から現れた急性放射線障害や、数年後にあらわれる癌などの諸症状、そして「最も若い被爆者」といわれる原爆小頭症患者の現状まで盛り込み、今なお人々を苦しめ続ける放射線被害の実態と心の傷を描いています。
このほど、2006年に放送した番組をさらに再検証してほぼ同一内容の映画版「The A-bomb ヒロシマで何が起こったか」を制作。1945年の映像と、広島県内で最も古い民間放送局であるRCCが一貫して取り組んできた膨大な原爆報道の記録映像を通じ、核の恐ろしさを改めて訴えます。
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