広島平和記念式典~被爆73年、消えない核の脅威~ |原爆ピアノ ~ヒロシマ、あの日を知る音色~ | 終戦スペシャル「学徒出陣~大学生はなぜ死んだ?あの戦争を忘れない・・・」 | RCC終戦特番アンコール「似島の少年」
核実験やミサイルの発射実験を繰り返し、日本はもちろん世界の大きな脅威と見られていた北朝鮮。
しかし原爆投下から73年のことし、北朝鮮の核をめぐる情勢は目まぐるしく変化しました。
南北会談、そして史上初の米朝会談を経て、非核化に向け動き始めています。
その一方で、被爆地・ヒロシマが目指す核廃絶の願いとは裏腹に、核開発が持つ外交カードとしての有効性、いわゆる核抑止力の効果を見せつけられる結果になった一面もあります。
RCCテレビでは、被爆73年の平和記念式典の模様を生中継するとともに、北朝鮮の実情に詳しい共同通信社の平井久志客員解説委員をゲストに迎え、核開発が北朝鮮に何をもたらしたのか、またこの夏の非核化にむけた動きをヒロシマはどう受け止めればいいのか、スタジオ解説を交えながら考えます。
MC・式典実況:小林康秀、中根夕希
中継:河村綾奈(RCCアナウンサー)
ゲスト:平井久志(共同通信社客員解説委員)
原爆の惨禍を乗り越えたピアノ。
いつしか「被爆ピアノ」と呼ばれるようになり、73年たった今もその音色を人々に届けている。
去年12月にはノルウェー・オスロで開かれたノーベル平和コンサートでもグラミー賞歌手によって演奏され、世界中がその存在を知ることとなった。
このピアノを修復、調律したのは広島市の被爆2世のピアノ調律師。
高齢化が進み、被爆者が証言することが難しくなる中、自らの活動を「平和の種まき」と話し、 被爆ピアノを使って全国各地で平和のコンサートを開く活動を通して、核なき平和な世界を考える。
学徒出陣では約10万人の大学生が軍隊に動員されました。番組は海外取材を交えて、若者たちの生と死をドキュメント。スタジオでは関口宏の司会で、36人の現役大学生と“学徒たちの戦争”について語り合います。
▽学徒に課された任務“特攻”とは
▽学徒の悲劇…海外激戦地
▽学徒出陣・時代の空気は
キャスター:関口宏
解説:加藤陽子・東京大学教授
サブキャスター:皆川玲奈
スタジオ:東京都内の大学生36人
終戦時、原爆で廃墟となった広島には数千人の孤児がいた。村岡治さん(80)も その一人。当時8歳。闇市の立ち並ぶ広島駅前で靴磨きをしながら路上生活を送 った。村岡さんは、ある日突然トラックの荷台に乗せられる。連れて行かれたの は、似島にある孤児の保護施設だった。戦争に翻弄された一人の孤児の歩みをた どる。
ナレーション:水本まゆみ