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⼈⽣を味わいつくす ⽼いを受けとめ、⾃由な⼼で変えていく暮らし。いくつになっても幸せに⽣きるヒントをくれるドキュメンタリー。

映画「104歳、哲代さんのひとり暮らし」

ナレーション リリー・フランキー 監督 編集 山本和宏 ナレーション リリー・フランキー 監督 編集 山本和宏
スタッフクレジット
2025年1月31日(金)より広島先行公開 4月18日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次
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予告編

⽼いてなお、ごきげん!哲代さんの⼼も体もさびない⽣き⽅

イントロダクション

広島県尾道市。自然豊かな山あいの町で100歳を超えてひとり暮らしを続けている石井哲代さん。小学校の教員として働き、退職後は民生委員として地域のために尽くしてきました。83歳で夫を見送ってからは、姪や近所の人たちと助けあい、笑いあいながら過ごしています。

いりこの味噌汁を作り、家の周りの草をとり、お茶を囲んで語り合う。時には体調を崩して病院にお世話になることもありますが、年齢を重ねてできないことが増えても、哲代さんは自分を上手に励まし、自由な心で暮らしをしなやかに変えていきます。

なんでも美味しく、誰とでも楽しく、いつだってご機嫌に。
そんな哲代さんの101歳から104歳までの日々をみつめたドキュメンタリーです。

のんきのんきで100年がすぎました。生きとるからこそできることがいっぱいですよ。友達とも話ができるし、花も摘まれるし。うららかな日が続く100歳はうれしいです。ありがたい人生です。「でした」言うたらいけん。「ing」でいきましょう。

1920年4月29日、広島県府中市上下町に生まれる。 20歳で小学校の教員となり、26歳で同僚の良英さんと結婚、尾道市へ。 56歳で退職してからは、民生委員として地域のために尽くしてきた。近所の人たちからは今も「先生」と呼ばれる。83歳で夫を見送り、ひとり暮らしに。 100歳を迎えたころから“人生100年時代のモデル”として地元の新聞やテレビで紹介され注目を集める。人生の酸いも甘いも上手に味わう哲代さんの前向きな姿勢とユーモアあふれる言葉を紹介した書籍は累計21万部(2024年10月時点)を超えるベストセラーに。「老後の不安が希望に変わる」と大きな反響を呼んでいる。

『102 歳、⼀⼈暮らし。 哲代おばあちゃんの⼼も体もさびない⽣き⽅』(2023)

⽯井哲代、中国新聞社 著
⽂藝春秋 刊

『103 歳、名⾔だらけ。 なーんちゃって』(2024)

⽯井哲代、中国新聞社 著
⽂藝春秋 刊

ナレーション

リリー・フランキー

1963年⽣まれ、福岡県出⾝。イラストやデザインのほか、⽂筆、写真、作詞・作曲、俳優など、多分野で活動。

コメント

※五十音順・敬称略

「人生がニ度あれば…」。
半世紀前、井上陽水が両親の日々を描写した詩に、老いは死に近づく虚無だとボクはオルグされた。
太く短く一生を閉じよう、少年時代のボクは思った。
しかし、生き永らえるうちに見えてくるものに感激したり、歳を重ねてこそ身につくことがあるのも知っていった。
何と言えば良いのか、う〜ん、長生きの果実…。
哲代さんの日常を映した本作は、それとなく、その果実の味わいを教えてくれる。

阿武野勝彦
(ドキュメンタリー『人生フルーツ』プロデューサー)

本も出て、新聞にも出て、テレビにも出て、今じゃすっかり有名人。でもこの映画を見たら、哲代さんはごくごく普通の人でした。
特別な才能や財産やスーパーマンみたいな体を持ってるわけじゃない。なのに、すごい。何がすごいっていつも幸せそうなんです。そう我々みんな幸せになりたいんだよね。でもなかなかそうなれずにウジウジしてる。
お金がないから? 体の具体が悪いから? 多分それは違うんだ。じゃあ一体なぜ? それは大事な疑問です。そのことを深く考えさせるお守りみたいな映画です。

稲垣えみ子

この映画に映っているのは、「104歳のおばあちゃん」ではなく、「石井哲代」という一人の人間です。他者からもたらされる「おばあちゃん」という枠の中に閉じこもらずに豊かな感情と個性を持ち、自分にしかできない役割を担った一人の素敵な人間が、そこにはいる。この映画が、そんな哲代さんの姿を多くの人に届けることによって、高齢者達がいつの間にか縛られている枠を解放してくれることを、祈ってやみません。

酒井順子
(エッセイスト)

今、私が50歳。哲代さんはここからまた倍以上も生きてこられているのかと思うと、改めて「生きる」こと、生き続けなければならないことの厳しさを思う。けれど厳しさを上回るおおらかさが、人を魅了し続け、彼女自身をも生かしているのだろう。
「バカじゃあるまいか」と思わせるように振る舞うおおらかさ。自分もそうありたいと、多くの人が彼女から励ましをもらうのだと思う。

二階堂和美
(歌手・浄土真宗本願寺派僧侶)

広島県民のアイドル、哲代おばあちゃんが全国デビュー!哲代さんの魅力が全国民にバレてしまうのが、誇らしいような悔しいような。
ここにいるのはニコニコ元気な哲代さんだけではありません。気遣いでおどけた笑顔の奥にある、長い人生の喜び悲しみや、老いへの戸惑い、それでも自分を鼓舞して前を向く姿…。何度も涙しました。
哲代さんは私の憧れです。そして、哲代さんより半年だけ若い私の父も、お会いしてお人柄にぞっこん。以来「お姉さん」と慕っています。

信友直子
(ドキュメンタリー映画監督)

東京で 老後を独りで送る人は多いかと思います。
それもまた 尊いことかと思います。
置かれた場所で 自分を受け入れることが老いの後には 最も大切なんだろうと思います。

YOU
(タレント)

何という素敵な生き方でしょう。
後を追う者としてはこれ以上の励ましはありません。
自分を上手に励まして、自由な心で暮らす、笑いのある日々。
自然を愛し、周りの人とも仲良く。しっかり覚えておきます。

吉行和子
(俳優)

迷惑をかけるけど、それでもいい。でも、できることはやる。
この哲代さんの姿勢がこれからの高齢者の生き方のモデルになるように思えてならない。

和田秀樹 (精神科医)

スタッフ

監督・編集 ⼭本和宏

1987年、広島県出⾝。『世界の⾞窓から』やNHKのドキュメンタリー番組を制作。『⼀万⼈のカリスマ!農業に⾰命を起こす "農チューバー"』(19)⺠間放送教育協会奨励賞。『これがおれたちの伝統 〜⼈と⿃がつないだ450 年〜』(21)⺠間放送教育協会会⻑賞。『被爆樹⽊の声を聴く〜広島の永遠のみどり〜』(22)⺠間放送教育協会会⻑賞ほか。

  • 撮影 的場泰平

    トップアーティストのLIVE・MV・LIVE フィルムやテレビドキュメンタリーの撮影を担当。

  • 撮影 筒井俊⾏

    アテネ・北京・東京五輪の撮影やトップアーティストのLIVE・MV・LIVE フィルムの撮影を担当。

  • ⾳響効果 ⾦⽥智⼦

    『プージェー』(06)、『ボケますからよろしくお願いします』(18)、『ココロの通訳者たち』(21)などドキュメンタリー映画の話題作を⼿掛ける。

  • 整⾳ 富永憲⼀

    『なぜ君は総理⼤⾂になれないのか』(20)、『アイアム・ア・コメディアン』(22)、『マミー』(24)、MBS テレビ『情熱⼤陸』など映画・テレビを問わずドキュメンタリーを多数⼿掛ける。

  • 統括プロデューサー
    岡本幸

    1974年、⼤阪府出⾝。1998年よりRCCでテレビ・ラジオのディレクター、記者として勤務。『核と向き合う〜ヒロシマからフクシマ〜』(11)⽇本⺠間放送連盟賞(ラジオ教養部⾨)最優秀受賞。『⽇々感謝。ヒビカン』(12/08/06)第50 回ギャラクシー賞(ラジオ部⾨)⼤賞受賞。

劇場情報

2025年1月31日(金)より広島先行公開 4月18日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次

全国共通特別鑑賞券1,500円(税込)発売中!
(オンライン座席予約には使用できません)

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