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  4. 人生100年時代

48歳です。先日36歳の女性と仕事をご一緒した時に「歳の差がちょうど一回りですね」という会話を交わし、ふと気づいてしまったことがあります。「あと12年で60歳⁉干支が一回りしたら定年⁉」という事実に…。

以前番組でこんな話題を取り上げました。「人生100年時代」。この言葉、実は政府が使っていて首相官邸のHPにも載っています。

一昨年には「人生100年時代構想会議」を開いて、寿命が長くなった時代の社会がどうあるべきかを話し合っています。そこでも紹介されているのですが、ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供、つまり現在中学1年生の子供達の半数が、107歳より長く生きると推計されているそうなんです。今、13歳の子供達の大半がまだ94年の人生があるということに驚かされます。厚生労働省も「長生き見込み」を公表しています。

 

僕は1972年生まれですが、僕らの世代は65歳まで生きれば5人に3人が90歳まで、5人に1人が100歳まで生きるそうです。でもこれは女性の話。

男性は残念ながら長生きする確率が半分以下に…。それでも65歳まで生きれば5人に2人が90歳まで、20人に1人が100歳まで生きることになります。

でも「そんなに長生きするのか」と思うと、経済的にも体力的にも人生計画が変わってきますよね。

誰もが何となく人生の終わりって「〇歳ぐらいかな…」と想像していた年齢よりも、実際には長寿化がもっと進んでいる。新しい寿命の感覚を持って、どう生きるか、どう暮らしていくのかを考えることが大切かなと思います。

 

今から6年前。42歳になる誕生日の前日の2014年3月4日。僕は東京ドームにいました。

1963年のデビューから50年以上第一線で活躍し続ける世界的ロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の来日公演を観るためです。

ステージではボーカルのミック・ジャガーが走り回っていました。ライブ中はステージを平均19キロ走るというミック。当時の年齢は71歳。体脂肪率8%。総資産は約369億円。日頃からバランス感覚を保ち続けるために、バレエ、ヨガ、ピラティスのレッスンを受け、ツアー前には数か月かけて準備し最高の体調を作りあげてステージに立つ…。

生まれて初めて観るストーンズに僕は夢中になり、子供のように「ミック~!」と大声を出していました。42歳目前のおじさんが71歳のおじいさんに向けて必死で声援を送りました。いや正確にはおじいさんではないかもしれません。

この来日の2か月後にミックの孫が女の子を出産し、ミックはひいおじいさんになっています。さらにすごいのは2年後の2016年12月、交際中の20代のアメリカ人女性が男の子を出産し、ミックは73歳でパパになっています。ひいおじいさんになった後にパパになるなんて⁉まさに「人生100年時代」を先取りし満喫しているようです。

計画せずに転がり続けるロック・スターの人生に憧れながら、あと12年地道に頑張ろうと思います。


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