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  4. 広島城が広島城のままアートになってます!

ついに開幕したRCCテレビ60年「チームラボ 広島城 光の祭」に行ってきました。
1589年に築城された日本三大平城の一つである広島城。初代広島藩主浅野長晟が入城して400年を迎える2019年に、街の象徴である広島城を、人々の存在によって変化するインタラクティブな光のアート空間に変える…とパンフレットに書いてありました。
こう聞くと少し構えてしまいそうですが、実際は行くだけで楽しい!見るだけで楽しい!自分自身が巨大なアートの一部になる体験が出来ました。


小さなものは約30センチ、大きなものは約3メートルの球体が全部で250個以上配置されていて、誰かが触れる度に新しい光と音が広がり、その変化は天守閣まで届きます。
「呼応するたちつづけるものたち、埋もれ失いそして連続していく」というエリアは、一番大きな球体が並んでいて、まるで巨大な光の迷路です。ぜひカップルで行って「私を見つけて~!」「僕はここだよ~!」とかくれんぼをしながらイチャイチャしてほしいと思いました。


また「お絵かき武将たち」というエリアは家族連れにピッタリです。
まず紙に自由に広島ゆかりの歴史上の武将たちを描きます。すると描いた絵に命が吹き込まれ、目の前のビジョンの中で巨大な草原を歩き出します。自分が描いたばかりの毛利元就や浅野長政たちが、細かい色使いまでそのままに動き回り、時には楽しそうに踊りだします。
しかも武将に触るとその人物の名言が吹き出しで現れるので歴史の勉強にもなります。


担当しているテレビ番組「イマなまっ!」の特集の中で、チームラボの猪子寿之代表は
「すごい光が広がっているので、友達同士で来たりデートで来ても楽しんでもらえると思う。普段だと過去から今まで人々の営みがずっと連続してきたから今がある…なんてことをなかなか感じられないと思うんだけれども、ここ広島城はそういうことが色濃く残る場所なので、長い歴史だったり過去に思いを馳せながら見てもらえたりしたらいいなと思うんです」
と語ってくれました。まさに巨大な光の中でいろんな楽しみ方が広がっていました。


何よりインスタ映えまくりです!とにかく目の前で繰り広げられる幻想的な光の変化を写真に収めたくなります。ただ暗い中で何色に変わるか予測できない光を頼りに人物を撮影するのは、なかなか難しいです。僕も最先端のアートに溶け込む自分をイメージしたのですが…



どう見ても「寒いのでなんとか灯りで暖をとろうとする46歳のおじさん」にしか見えませんでした。(球体は光っていますが温かくはありません)
暖冬とはいえ夜間のイベントです。どうぞ防寒対策もお忘れなく!そして足元が暗いので、動きやすい服装や靴がおすすめです。
ゆっくりと時間をかけて全てのエリアを楽しんで、素敵な写真を撮影して下さい!

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