現在「RCCPLAY」では「RCCアナウンサーが伝える広島の民話」を配信中です。
民話は、口承で数えきれないほど広島各地に伝わっています。
全国的に有名な「花咲か爺さん」から広島の地名や山の名前にまつわる、その地域ならではの物語まで
内容は様々。
不思議なのは、同じようなストーリーなのに、主人公が猿になったり、蛙になったりしながら伝わっていることです。
かつてRCCの先輩方がこれらの民話をまとめ、本にしているのです。
今回はそれを基に現役アナウンサーが朗読したのですが、この本はその地域に伝わる広島弁も忠実に活字にしようとしたらしく「ええい、こがあなもなぁ、蹴散らかしちゃれぇ」みたいな表現が随所に。
場合によっては、我々には表現不能の言葉使いなども出てきます。
そこは現代風に改めて各アナウンサーが読んでいるのですが、広島弁を民話に合わせて読むのはなかなか
難しく、かく言う私も四苦八苦しました。
また私は映像部門も担当。というと凄そうですが、見ていただければ分かるように、粘土で天狗だの、
ウサギだの作ってスマホで撮影しただけです。
でも話に必要な画を用意するのは、何度も民話を読んで深く理解しようということに繋がるので、
これまた勉強になりました。
途中からは趣味にしようかと思うくらい民話の世界に没頭してしまいました。
何はともあれアナウンサーたちの朗読を是非聞いてきてください。
私の作った粘土細工はほのぼのとご覧いただければ有難いです。