8月8日、カープにマジック33が点灯しました。
そしてRCCのカウントダウン坊やが今年も登場!記念撮影もしました。
ところが翌日には残念ながらカープが負けてしまいマジックが消滅。
「点いたり消えたりするからマジックなんだよ」とはよく聞く言葉。
なるほど、15日にマジック27が再点灯しました。なので、再記念撮影もしました。
マジックが再点灯してみんなが喜ぶ中、困ったことに「マジックはどうやって計算するの?」
と難しいことを聞いてくる人がいるのです。
いや、もちろんマジックが点く理論は理解していますよ。
カープ以外のチームが自力優勝することができなくなった時点でマジックは点くのです。
「では自力優勝はどうなったら消滅するの?」という質問もよく受けるのです。
もちろんカープ以外のチームが残り全てのゲームに勝ってもカープが全敗した時の勝率に到達できなくなった時ですよね。
ところが、これに直接対決の試合数だの、引き分けの数が絡んでくるだのしてくるので、
幼少の頃から算数を苦手としている私はもう頭がついていかなくなるのです。
自分がカープの実況をするときはヒーヒー言いながらも一応計算はしますよ。
でも算出した数字に自信がない。
自分が出した数字が一番不安。
新聞にマジック点灯の条件が掲載されている時は、自分の計算と答え合わせができるからいいのですが、
載っていない時は球場に着くなりみんなに正解を求めます。
アナウンサーは文系が多いのですよ。
しかも性格はざっくりした人が多い。
毎日マジックを計算して把握しているアナウンサーは意外と少ないのです。
ここは後輩が「私がマジック計算担当アナウンサーになりましょう」と名乗りを挙げて然るべきだと思うのですが、誰も手を挙げません。
ま、自分も若い頃はそんな事は言い出しませんでしたが。
従ってスポーツアナウンサーだからと言ってむやみにマジックについて質問したりすることは混乱を伴うことをご理解ください。