先日 シンガポール旅行に行きました。
20数年ぶりの再訪でしたが、目覚ましい発展ぶりに驚きました。
目を惹くのは、屏風のように立ち並ぶ超高層ビル群、緑豊かで公園のような街並み、表通り裏通りともにゴミのない清潔さ、ショッピング・グルメ天国、治安の良さなどなど、枚挙にいとまがありません。
「清潔・綺麗」という点では、街を走る車が どれもこれも 買ったばかりの“走り初め“のようにピカピカ。見た限りでは例外なしです。
ガイドさんによると、車は贅沢品として非常に高価で、普通車で1000万円程度。しかも 購入には国の許可が必要とのこと。
だから皆 大切に細やかに磨き上げて“わが子“のように慈しむのだそうです。
国際競争力ランキング1位の国ではありますが、庶民の暮らしは厳しいようです。
旅の目的は、新しい観光名所見物と味めぐり。とは言っても 実質3日なので欲張ることはできません。
名所見物では、この国を象徴するスポットである「マーライオン」前で“アホな“ワンショット
そして 新たな体験としては、「マリーナ・ベイ・サンズ」展望台からの眺望に息をのんだり
夜には 音と光のショー「ガーデン・ラプソディ」や
「ナイト・サファリ」を楽しんだりしました。
中でも ナイト・サファリは、日本一集客数の多い“あのテーマパーク“のように大賑わいしているそうです。
この国は、赤道直下にあり、昼間の暑さは尋常ではありません。
だからこそ幅広い年齢層が安心して楽しめる夜間の観光開発が 経済効果の面からも重要なのでしょう。
味めぐりでは、アレを食べたコレが美味だったということより、千載一遇の機会に恵まれました。
ある日の昼食場所が、何と2018年6月“初の米朝首脳会談”が行われたセントーサ島のホテルでした
そして トランプ大統領と金正恩委員長が、歴史的な握手を交わした まさに“その場所“には、床に金ピカの記念プレートが埋め込んでありました。
『ここが、世界を駆け巡る一大ニュースとなった現場か!』という高揚感を覚えました。
今回の旅では、この一件が何よりのご馳走であったように思えます。