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初の年間チャンピオンに王手をかけているサンフレッチェ広島が今週末、大一番を迎えます。
広島ビッグアーチでのセレッソ大阪との一戦。
サンフレッチェが勝って、2位のベガルタ仙台が負ければ、優勝が決まります。

1993年、10チームでスタートしたJリーグ。
Jリーグ発足時から加盟していた10チームの中で、唯一、サンフレッチェだけが、国内三大タイトル(J1リーグ・ナビスコ杯・天皇杯)を獲得した事がありません。

ただ、タイトル奪取のチャンスがまったくなかった訳ではありません。
天皇杯では4度の準優勝、ナビスコ杯では2010年準優勝、リーグ戦では、年間チャンピオンを逃しましたが、
94年のサントリーシリーズでステージ優勝を飾りました。
ただ、『あと、もう一歩』でタイトルを掴めない歴史を、これまで19年間、積み重ねてきました。

現在、チームの指揮を執る森保監督は、現役時代、94年のステージ優勝を経験したメンバーの一人。
森保監督曰く「94年のステージ優勝を争った当時も、優勝へのプレッシャーや緊張はあった。でも、試合では自信をもって戦えたし、ある意味楽しくプレーできていた。それは、日々の練習をしっかり積み重ねていたし、それが裏付けとしてあったからだ」と語っていました。

今年、森保監督が指揮官となって選手に強調してきたのは、
「日々の練習の中で、一つ一つのプレーにこだわりを持ち、全力でやり抜く事。そして、それを日々、積み重ねていく事」。そして、「1試合1試合に全力で勝利に向かって戦う事が重要であって、その結果として最終的に優勝にへとつながる」と、『一戦必勝』という言葉を何度となく口にしてきました。

今週末の広島ビッグアーチは、生で初のタイトル奪取を見届けようと、すでに超満員になることが確実です。
RCCラジオでも、試合の模様を実況生中継でお届けする予定です。
ぜひ、ビッグアーチに駆けつける方も、そうでない方も、ラジオを携えて、『歴史的瞬間』を目撃し、体感しましょう。

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