今週水曜日(9月9日放送)の『おひるーな』では、福山にある『山野峡大田ワイナリー』を紹介しました。
場所は、福山市の北部で、岡山県との県境。
周囲を山に囲まれており、先日の台風10号接近の際は、幸い大きな影響は受けなかったそうです。
山野町で作られているブドウを使って、ワインを作り始めて5年くらい。
お電話でお話を伺った醸造責任者の峯松浩道(みねまつ・ひろみち)さんは、「長雨と猛暑で、ブドウの手入れは大変でしたが、今年もおいしいブドウが採れました」とおっしゃっていました。
今回、ワイン用のブドウ『富士の夢』をスタジオに送って頂きました。
ありがとうございました!
・実は小粒、果肉3に種7の割合。
・想像していたよりも酸味は強くなく、甘みがある。
・身をつぶすと、ブドウの皮から、ふじ色の濃い汁がしっかりと出ました。
今年は、コロナ禍で、なにかとご苦労があったそうです。
特に、ワインを対面販売するスタイルを基本としているそうですが、イベントの自粛など、情報を伝えることができにくくなってしまったそうです。
そんな状況の中、今年2月から「YouTube」の定期配信をスタートしたそうです。
(峯松さん曰く「醸造家ワイナリーによるYouTubeは、おそらく初めてでは・・・」とおっしゃっていました。基本は毎週金曜日に更新されるそうです)
ブドウ作りの様子だけでなく、山野町の様子や地域の方々とのつながりなどが見えて、すごく興味深い動画です。
さらに、旅行会社のHISが、このYouTubeを観て、バーチャルツアーのひとつになったんだそうです。
ZOOMなどを使って、オンラインでつないで、参加者が現地に行ったような気になれる新たな取り組みだったそうです。
今後、バーチャルツアーだけでなく、実際に収穫体験も開催されるようです。
9月20日(日)に『マルスラン』というブドウを収穫するボランティアを募集しているそうです。
子供連れでもOK。収穫後には、川遊びもできるそうです。
参加希望者は、フェイスブックを見て下さい、とのことでした。
新型コロナの影響で、これまでに経験したことのないようなことに直面しているのだと思いますが、それでも、『地域活性化』という目的で、この状況下で、たくましく活動されている皆さんから元気を頂いた感じがしました。