サンフレッチェ広島の女子チーム「レジーナ」のプレシーズンマッチを実況しました。
9月に開幕する初の女子プロリーグの「WEリーグ」。
全国11チームあるうち、完全ゼロからの立ち上げは広島だけです。
その一期生25人は素晴らしい経歴や特徴を持った選手ばかり。
・W杯優勝経験者
・なでしこJAPANも注目のFW
・INAC神戸から来たファンタジスタ
・両ひざのケガを乗り越えた不屈のDF
・5本指ソックスの仲良し姉妹
・純白の得点女王
・「7番」愛の強いMF
・3人の個性あふれる「このみ」
・花も葉もある華麗なスピードスター
・料理上手なゴールゲッター
・釣りに興味を持ったサイドバック
・名前の由来は安室奈美恵。好きなアーティストはAAA
・アンジュヴィオレ&広島大育ち
・ナイジェリア在住経験のある慶應レディ
・高校ナンバーワンチームの主将
などなど、個性的なメンバーが多数揃っています。
19歳から37歳まで平均年齢は約25歳。
また世代別も含めると代表経験者は16人もいます。
もちろんチームとして成熟途上ではありますが、だからこそ、その過程を見られるイマこそ注目です。
そして、その成長曲線はかなりの右肩上がり。
私が実況を担当した試合の相手は「INAC神戸」。
今年創部20周年を迎えた女子クラブの名門で、東京五輪に出場する選手も3人在籍していました。
実は4月中旬に非公開で練習試合をしていたレジーナ。
その時のスコアは「1対5」の大敗でした…。
ただ、トップクラブのスピードやプレスを経験したことで、練習から意識も変わったとのこと。
それから約1か月半たって迎えた再戦。
結果は・・・「0対1」
オウンゴールによる失点で敗れはしましたが、自分たちのつなぐサッカーを強豪相手に徹底。プレシーズンマッチ無失点という強固なINACゴールに迫る決定機も作り、スタンドのファミリーを魅了しました。
そして、初めてレジーナの実況をして感じた女子サッカーの1番の魅力は「スピード感」。
想像以上のプレースピードに加え、中盤で競り合うヘディングなどが少ないせいかファウルが少なくプレーが止まりません。(両チームでファウルは8度)
常にボールが動く間にあっという間に90分が過ぎていました。
そして、なんといっても一人一人が魅力的なプレーヤー。
上記に挙げた「個性豊かな肩書の選手が誰なのか?」も含めて実況で触れています。
9月のWEリーグ開幕前に、レジーナの予備知識をインプットするには最適な「レジーナ対INAC神戸」の試合だったと思います。
試合動画はRCCPLAY【https://play.rcc.jp/player/original/6257512755001/】や
クラブ公式YouTube【https://youtu.be/H8VWFq5fc0A】にあり、3万回近く視聴されています。
解説をされたサンフレッチェ広島の森崎浩司アンバサダーも「初めて試合を見てみて、チームの一体感や技術の高さは印象に残りました」と産声を上げたばかりのレジーナに期待を膨らませていました。
「まだ」というサンフレッチェファミリーの皆さん。ぜひ、1度、動画をチェックしてみてください!間違いなくレジーナを好きになるはずです♪