11月末。
TBSの人気番組「モニタリング」の広島ロケの放送がありました。
「一般の方に、突然ヒーローインタビューをしたらどうなるか?」
という企画で、その聞き手が私でした。
東京や大阪かからモニタリング専門スタッフが集結し、
ロケ現場にはバスを1台貸切って移動。
隠しカメラも数多くセッティングしての一発勝負の収録はドキドキの連続でした。
放送直後、反響を多くいただきましたが、知人や友人から
「あれ、ヤラセなんじゃないの?」
「どこまでがドッキリなの?」
という連絡をいただきました。
が、いえることは一つ。
オンエアされている方は「本当に何も知らない人たち」です。
誤解を招かないようにお伝えすると、TBS「モニタリング」のホームページでは
「あなたの家族をモニタリングしてみませんか?」という形で出演者を募集しています。
ですので、基本的には
「“応募のあった人”の家族や知人が収録場所に来る」スタイルです。
でも一筋縄ではモニタリングは成功しません。
「落としたコンタクトレンズを拾ってくれるか?」
という企画の際には、通行人も数多く探すことに協力してくださり、
最終的にはターゲットではない人にインタビューすることもありました。
台本通りにはいかないのが「モニタリング」の面白さでもありました。
そして「台本通りにいかない・・・」と言えば今年のカープです。
37年ぶりのリーグ連覇をテレビでお伝えすることができ最高のシーズンになると思いきや、
今年最後の野球の仕事はクライマックスシリーズファイナルステージで
DeNAラミレス監督への日本シリーズ進出決定インタビューでした。
マツダスタジアムに響く自分の声。
普段であればカープファンからの拍手が背中を押してくれるのに…
あの日ばかりは、胸が痛む中でのお立ち台でした。
(振り向けば、敗退したカープの選手たちが一塁ベンチ前に並んでいましたし…)
2018年はどんな人にインタビューできる1年になるのか。
できれば来年も、『ビールかけ』でインタビューできることを願っています♪
それでは皆さま、良いをお年を!