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2015年の大型連休、みなさんはどんな日々を過ごされましたか?
4/29から5/7までの9日間の自分をふりかえると…

4/29夜勤
4/30カープ中継ラジオリポーター
5/1サンフレッチェ取材
5/2サンフレッチェラジオ実況
5/3フラワーフェスティバルパレード中継
5/4カープ中継ラジオリポーター
5/5フラワーフェスティバルステージ司会
5/6カープ中継ラジオリポーター
5/7夜勤

休みはゼロですが、広島のGWをまさに満喫!
サンフレッチェはベガルタに2-0で勝利☆
野津田選手&浅野選手の20歳コンビのゴールは嬉しかったですね♪
青山選手のピンポイントロングアシストも驚きでした(^^;

フラワーでは、初日・雨が降る中、中根アナとおいしいグルメを堪能♪
米沢牛コロッケに、札幌味噌ラーメン(黒ベーコンのせ)、生ラムの炭焼き、ホタテ、もちもちワラビもちなどなど。
3日目のステージでは久保田アナと「よさこい」の司会。
快晴の下、54組の個性あふれる演舞に酔いしれました♪

そしてカープは巨人相手に同一カード3連勝!
試合後緒方監督にインタビューをしましたが、「ミスが目立つし、まだ借金がある」と全く表情は緩みませんでした。ただGWの9連戦を5勝4敗で乗り切りました。
巨人とはまた12日(火)から東京ドームで戦います。私もラジオリポーターとして現地へ向かいますが、各選手ともいいイメージをもって臨んでほしいですね♪

とにかく、今年のGWは、広島のスポーツ&イベントに携わることができて良かったです。

そして9連勤のあとの休みが5/8(金)。
実は、この日。GWの期間中のどの日よりも、休みが欲しかったのです☆
その理由は



妻の誕生日!
しっかり家族サービスします(笑)
 


雪の年末年始

石田 充

あけましておめでとうございます。

2014年の大晦日。
年末の仕事は、ラジオ中継で「ヒツジと仲良くなる」でした☆

場所は雪が20cm以上積もっている
北広島町西八幡の「前ファーム」


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~右側の白い建物の中に羊がいました~

60頭ほどの羊がお出迎えしてくれ、
中継では私のひざを両側から2頭が挟んでくれました。


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~生中継は『♪メ~、メ~』鳴いて私の声がかき消されるほどでした(笑)~


そして年が明けて、最初の仕事は「高校女子サッカー」の実況でした。

兵庫で1月3日から行われた全国大会で、
アナウンサーもTBSや大阪のMBS、静岡の局など全国から集いました。

ただ、驚かされたのが「雪」。

開幕日の3日は神戸も雪が積もりました。
会場は神戸市の北西にある三木市。
その試合会場に向かうまでの道で路面が凍結。
スタッドレスタイヤをつけたタクシーも、ハンドルがきかない状態で坂道で立ち往生。
お客ではありますが、我々スタッフも車を降りて、手で押しながら、なんとか坂を抜けました。
(通常は40分ほどで着く道ですが、その倍の時間がかかりました…)


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~試合会場もこの雪。ただ無事に試合は行われました~

さて、「女子の高校サッカー」は男子に比べて、知名度が低いかもしれません。
年始に選手権が行われるようになったのも2012年からです。

ただレベルは世界No.1ともいえます。
というのも、去年行われた17歳以下のワールドカップで日本代表は優勝!

実況していても、本当に華麗なプレーと力強さが垣間見え、熱くなりました。


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~大会2日目は快晴!でも放送席は寒かった~!~

広島から出場した「文京女子大学附属高校」は、残念ながら初戦敗退でしたが、
注目の2年生・MF神田若帆選手が豪快なゴールを決めました。
149cmと小柄ですが、日本代表候補の経験も有り、テクニックはすごいです。
3年生となる2015年。注目の女子アスリートだと思います☆

そして、この週末は全国男子駅伝
20回目の節目に、広島県チームはどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!?
1回大会は中学1年の時で、逆転優勝に興奮したのを今でも覚えています。

ちなみに私は4度目のバイクリポーター。
写真は2年前のレース直前の私。
こんなバイクに乗っていますので、選手のついでに見つけてみてください!


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~本番では後部座席に黒いヘルメットをかぶり乗っているので、誰だかわからないと思います(苦笑)~


胸の痛む広島市の土砂災害から約3週間が経ちました。

私の知人の関係者にも、命を落とした方や、家が住めなくなった方、車も流された方がおり、本当に他人事ではありません…。

マツダスタジアムでのカープの試合では、いまだ半旗が掲げられたままです。
安佐南区の広陵高校出身の野村祐輔投手や中田廉投手は、身近な場所での災害で同級生なども住む地域ということで大きなショックを受けていました。

私も度々現場に向かいましたが、目の前に広がる光景は、東日本大震災後に行った宮城県・南三陸町や気仙沼と似ていました。

その際、南三陸ではがれき処理のボランティアを行いました。
震災後9か月が経っており、大きな岩や流木、家の壁などはありませんでしたが、一見平坦に見える場所でも、土砂が家の基礎部分にまだ覆いかぶさっており、お皿が割れていたまま埋まっていたり、ガラスの破片も出てきたりしました。

こういった処理は、ショベルカーなどの重機ではできません。
写真やアルバム、保険証など、個人の大事なものも出てきます。
ですので、手作業で行う必要がありました。

当時の被災者の方が言われていて印象的な言葉があります。
「車や屋根など大きなものは取り除かれて、一見がれき処理は終わったかのように見えるかもしれませんが、本当のがれき処理とは『ここに住む子供たちが裸足で土の上を走り回れるようになったとき』に終わるんですよ。だから多くの“人の力”が必要なんです」


広島市内の土砂災害から3週間。
テレビ画面からは少しずつ復興している様子が伝わっていると思います。
しかし、個人的には本当のがれき処理はこれからだと感じます。

またあの場所に住むみなさん、そして子供の笑顔が見られる日が来ることを願いつつ、広島に生まれ、広島の放送局に努める人間としてできる最大限のことを考えていきます。


5月13日、14日で鳥取県・米子市へ行ってきました。
4年ぶりのカープの公式戦があり、ラジオの中継のためです。

松江自動車道を使えば3時間で米子まで到着!

初日は快晴で球場から15キロほど離れた中国地方の最高峰・大山もくっきり見えました☆


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さて、米子の球場について驚いたことがありました!
それは・・・球場名です☆

名前は「どらドラパーク米子市民球場」

「どらドラパーク!?」という不思議なフレーズ。

調べてみると、正式名称は「どらやきドラマチックパーク米子市民球場」。

地元・米子市のお菓子メーカーが命名権を取得して、「どらやき」で町おこしをしようとつけたそうです。


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そんな中、行われた4年ぶりのプロ野球公式戦は、最後の最後までわからない1点差のまさに“ドラマチック”な2試合でした。


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初戦は、米子育ちの九里亜蓮投手が親族の前で好投を見せれば、選手会長の梵選手が12回ウラにサヨナラホームラン。

2戦目は、阪神・大和選手がプロ9年目で初ホームランを放てば、キラが9回1死から超特大の場外ホームランと、米子のプロ野球ファンを沸かせてくれました。


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ちなみに・・・サヨナラホームランを見せてくれた梵選手。
「どら焼き」は好物だったそうです☆


2014年2月12日(木)
イマなま3ちゃんねる」で、広島刑務所から中継をしました。

これまで刑務所内部は、“収録”での取材しか認められていませんでしたが、
今回、受刑者に配慮しつつ刑務所のイマを伝える目的で特別に許可をいただいて、
日本で初めての生中継が実現しました。


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マツダスタジアムのグラウンドの6倍の敷地を誇る広島刑務所。
現在、約1000人の受刑者がいます。
薬物や窃盗が約70%を占め、殺人犯は1%の割合です。
基本的に初犯ではなく、繰り返し罪を犯した刑期10年未満の男性が服役しているので、
年齢層もやや高く、平均48歳でした。

今回の中継場所は、外の様子がわからない体育館内に限られました。
その体育館に入るまでに通過した扉は5か所。
いずれもオートロックで、開けるとブザーが鳴るものもありました。
また携帯電話などの通信機器の持ち込みはNG…個人的に外部との連絡はできませんでした。


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体育館の中では、受刑者がバレーや卓球、囲碁・将棋ができ、テレビや新聞も見ることが出来ます。
ただその時間は1日30分のみ。
15分に一度、刑務官による人数確認も有ります。
また空調設備はなくこの日の温度は13度。
「国民の税金を使っている」との理由から、他の施設も基本的にはエアコンなどは使用しないそうです。

またトイレは外から刑務官の目が届くように個室にも窓があり、カギもありませんでした。


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1番の驚きは、体育館の下。
そこは「炊場」といって食事を作る場所なのですが、
実は、受刑者1000人分の食事を、25人の受刑者で作っていました。
ちなみにその日のメニューの1つがチキンスープ。
ただ、受刑者自ら食事を作っている事実は知りませんでした…。
(他の受刑者は、革製品や家具を作る刑務作業を日中にしています)

さて、広島刑務所と忘れてはならないのが中国人の脱走事件です。
2012年1月11日に発生しました。

その記憶を忘れてはならないと、刑務所の受付には
「ワンイレブン(1月11日)をわすれない」と書かれたポスターが貼られており、
自戒の意味が込められていました。

またカメラやセンサーの強化や、刑務官の管理体制など
ハード面とソフト面の両方を強化して再発防止策を講じています。

そして、近隣住民への貢献も、あの事件をきっかけにかわったそうです。
これまでは刑務所の塀の中のことばかり気を使っていたようですが、
積極的に刑務官が地域イベントに参加して、交流を深めているとのこと。

刑務所全体が「2度と逃走事件を起こさせない」という大前提の下、
「受刑者の矯正や再犯防止」を図っています。


知っているようで、知らない刑務所の内情。
そして一般市民にとって、遠い存在であり、身近な場所にある広島刑務所。

この生中継が刑務所の存在を考える1つのきっかけになっていれば幸いです。


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