1月24日(木)から、サンフレッチェのキャンプがスタート。
去年までは沖縄でしたが、今年は場所が鹿児島になりました。
広島からは九州新幹線に乗り、2時間30分で鹿児島中央駅へ。
キャンプ地の霧島市は温泉や霧島連山が有名で、鹿児島市内からは車で約1時間の場所にあります。
広島より2,3度高い気温でしたが、風が強く、取材時はカイロが欠かせませんでした。
連覇を狙うサンフレッチェにとって、2月3日(日)までの大事な1次キャンプ。
まずは「1年間戦える身体作りをしたい」と各選手が練習に励んでいました。
フィジカルトレーナーの方に話を聞くと「予想以上に選手たちの状態が良いので、
練習メニューを前倒しにしなきゃいけないほど。
特にベテラン勢の動きの良さが目立ちます」と嬉しい誤算もあったようです。
このキャンプで、私が注目したのは2人。
(1)『GKの西川周作選手』
去年12月中旬のクラブワールドカップで左手人差し指を骨折し、全治2か月といわれていました。
本人いわく回復具合は順調で、「想定よりも早く治ってきている。
なんとか2月23日のフジゼロックス・スーパーカップ(柏戦@国立競技場)のピッチに立ちたい」とのこと。
絶対的守護神の復活で、ぜひ2013年の初戦を白星で飾ってほしいと思います!!
(2)『新・背番号10 高萩洋次郎選手』
去年は誰も背負っていなかったチームの背番号10を今年、高萩洋次郎選手がつけることに。
日本人では柏木選手以来4年ぶりのことです。「10番をつける人は、チームが厳しい時にそれを打開できる選手。
期待やハードルは高くなるので、それを裏切らないようにしたい」と気持ちも新たにしていました。
新しくなると言えば、背番号と一緒にサインも変えた高萩選手。
これまでの横文字から、漢字で「洋次郎」と非常にわかりやすいものになっています。
理由を聞くと2つ。
「子供に、なんて書いてあるのと言われたくないから」。
もう1つは「今年はアジアチャンピオンズリーグもあって海外にもいく。
そこでは漢字の方が喜ばれると思って…」と話していました。
チームメイトの佐藤寿人選手も「日本代表になれる選手」と高評価する高萩選手。
「サンフレの10番=高萩」と早く定着するシーズンになってほしいですね。
さて、やっぱり鹿児島と言えば、忘れちゃいけないのが『黒豚』
5日間の出張の最終日に「しゃぶしゃぶ」を堪能しました(^^;
選手たちも温泉に黒豚と、鹿児島ならではの環境で、
シーズンを乗り切る土台作りに励んでいるようでしたよ~☆