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中学の3年間、親に頼み込んで通わせてもらった習い事が、書道。

楽しくて楽しくて、実家の近所の書道教室まで、自転車でルンルン、チャリチャリと毎週通っていました。

おもしろい書道教室だったんですよ。

 


先生の自宅の前に細い川が流れていて、練習が終わると、その川への石段を下りて行って、川の水で筆を洗うんです。

集中して練習した後、みんなでキャッキャと筆を洗う片付けの時間も楽しい時間でした。

学校でも、好きな先生の教科は好きになったりするものですが、私にとってのそれは書道で、先生への尊敬と憧れから、筆や万年筆を手にとるのが楽しくてしょうがありませんでした。

短い期間でしたが、私にとって大切な3年間です。

 

その、中学時代の憧れの人に会う機会がありました。

なんと、「おひるーな」に出演していただいたたんです。

 



八田厚子さん。雅号が、芝翠さんです。

およそ30年ぶりの再会、先生の美しさは健在でした!

 

出演のきっかけは、アーサービナードさんがゲストに来られた時、アーサーさんが連載している雑誌「Grandeひろしま」の特集のなかに先生の顔を見つけたこと。

ちょうど秋分の日、祝日で教室がお休みだったこともあって、スタジオに来ていただくことができました。

 

番組では「こんな時代だからこそ、文字と向き合おう!」と、字を書く楽しみについてうかがいました。

ゆっくり、ゆっくり、時間をかけて丁寧に書くこと。

自分の字が下手なんて思わないで、書く時間を大切に。

なんでしょう、このトキメキ。

はい、30年越しのトキメキでした。

 

いま教室には90歳のかたも通われているんですって。

キラキラしている若い人たちに会うと「いいね、可能性に溢れてるね」なんて思いますが、

いやいや、私の年代だって、やろうと思ったらいつだって始められるし、なんだって挑戦できる!

まずは、日ごろの乱雑な書き方を改め、時々はゆっくり、じっくり。

書く時間を大切にしたいです。

 

八田先生、ありがとうございました。

番組の火曜日パーソナリティー牧瀬さんと、猪野ディレクター、私の名前を書いてくださいました。宝物にします。



「Grandeひろしま」2020年秋号に作品も掲載されていますので是非手に取ってみてくださいね!

おひるーな趣味思いで

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