県内では戦後最大規模の災害となった7月の豪雨災害。
被災者の皆さんは現在進行形で自分たちの身に起きた災害と向き合わざるを得ない状況です。
皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。
今回の災害を取材している合間に、いろんな方から被災地の皆さんのためにできることはないだろうかと、多数相談を受けました。
あるスポーツ関係者は地元が変わり果てた姿を見て、何かしなければならないと感じ、できることはないかと発信し続けていました。
いてもたってもいられない思いだったのでしょう。いろんな方の協力で被災地の皆さんへの自分なりの接し方を見つけつつあるようです。
ある県外の知人からは、今すぐ広島に入りたい、どこに行けばいいか?と問われました。
当初は全体像を把握することも難しく受け入れ態勢も整っていませんでしたが、準備ができたところへ入ってもらいました。
現地に入ればよいということではありませんし、何かを送らなければならないということでも決してありません。
でも、自分ならこんなことができるかもしれないと考え、実際に動いた皆さんが本当に多いと感じたわけです。
こういう皆さんの声を目の当たりにしながら、じゃあ自分は寄り添えているのか…。と自問自答しながら、日々過ごしてきたように感じます。
被災地を訪れると、いまだに外の人の手がほとんど入っていない地域もあります。
ボランティアを派遣することが難しい地域もあります。
まだまだしなければならないことが多くあって、被災者の皆さんは、疲労感でいっぱいの状況です。
ぜひとも支援の行動を続けていってもらいたいと思いますし、私も自問自答を続けながら、被災地に向き合っていきたいと思います。