先日、引退を決めたカープの新井貴浩さんにスタジオにお越しいただきました。
とにかくがむしゃらに練習を取り組んできたこと。
様々な人の出会いに助けられたということ。
そしてカープとカープを愛する人への熱き想い。様々なことを語ってもらいました。
入団当時、全体練習が終わっても、ずっと守備練習を続け、一歩一歩歩み続けてきた姿を見てきた一人として、感慨に浸ってしまいます。
今では名球会にも入る成績を残し、チーム3連覇に貢献する存在感を発揮し、惜しまれながら引退。
最高の引き際ですね。
新井選手に関していつも感じることは、感謝の気持ちをきちんと伝えるということです。
礼儀正しさに関しては、本当にぴかイチだと思います。先輩を立て、お世話になっている人を立て、そして後輩までしっかり面倒を見る。
そして人の期待に応えようと必死に努力する姿勢も、本当に頭が下がる思いです。
以前あったことですが、サイン会というわけでもないのに、訪れているファンに、時間の許す限りサインをする姿をたまたま見たときは、「新井さんらしいなあ」と感じました。
先日は弊社に3時間ほど来てくれていましたが、帰っていく瞬間までそういったことを改めて感じた次第です。
放送の翌日、もう一人のヒーロー黒田さんに仕事でお会いました。前日出演してもらった事を話すと、「見ましたよ!」との事。
実はこれも後輩の新井さんが、たまたまなのかどうかはわかりませんが、ちゃんと連絡していたんですね。
黒田さんも後輩思いですし、二人の深いつながりを感じずにはいられませんでした。
新井さんの人と人とのつながりを大事にして、歩んでいる姿。それが今思えば、FAの時の涙になったんだと思いますが、あれから11年。
今となっては、優勝の時のうれし涙と、いつも絶やさない満面の笑みが、私たちのヒーロー新井さんですね。
本当にお疲れさまでした。