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最近は「観る将」という、将棋の対局を「観る」のを楽しむファンが増えているそうです。

もちろん、日曜日の午前中はテレビの前を指定席にして、かならずNHK杯の対局を観るというお父さんたちは昔からいます(ちなみに午後は囲碁です)。お父さんたちは、自分が将棋を指すことを前提に観るのを楽しんでいますが、今言われる「観る将」とは、若手イケメン棋士がお目当て。中にはルールさえ知らないという若い女性のファンもいるそうです。いろんな楽しみ方があるものです。(さらに女流棋士の方々もすごい人気です)
ひと昔前まで、将棋といえばだいたい会場はおじさんばかり。そのおじさんたちが棋士の指す一手一手に目を輝かせる様子は、他のイベントとは違った雰囲気でした。先日も平和公園で寒空の下将棋を差している年配の男性二人、さらにその脇にじっと見つめる同年代の男性二人。おもわず一緒に盤上を覗いてみたくなる風景でした。
仕事で将棋の司会を初めて30年くらいになります。最初は昭和61年でした。まだ入社3年目。将棋の世界なんかまったく知らないド素人、台本に質問項目があるとは言えトンチンカンな受け答えで棋士の皆さんにはご迷惑をかけました。そのときのお一人が大山康晴十五世名人。 



対局前日に行われたサイン会で、先生の著書を購入してサインをいただきました。翌年は「ヒフミン」こと加藤一二三さんにも。 



麻雀やトランプといった、ある程度運に左右されるものは平気なのですが、面と向かって人と勝ち負けを決めるというのは苦手です。従ってリアルに将棋を指す機会はまったくありません。それでも最近はまっているのがパズル感覚でできる詰め将棋。この頃あまり使わなくなった頭を(以前もそれほど使っていませんが)少し活性化できている気がします(まだ三手詰めくらいで苦しんでいるので、先は長いとは思います・・・)。囲碁がすきな大先輩が、「年をとっても囲碁の楽しみがあるから人生あきることがない」といっていたことがあります。それくらい楽しみにできるように、というのが2021年一つ目の目標です。

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