スクリーンを見つめながら涙を流すお客さんの姿を見ていたら、監督した自分自身の胸が熱くなった。

ようやくお披露目できた

年末年始に向けて、お知らせしなければならないこといっぱい。

まずは、12月4日（土）今年最後の横山名画劇場『ヨコゲキ！』
福山駅前シネマモードで18時30分開演。2021年のラストにふさわしく豪華ゲストをお迎えして開催します。
そして翌日、12月5日（日）14時からは、東広島市芸術文化ホール「くらら」で『天才！横山雄二が語る映画の魅力』を！
オレが企画プロデュースし、スペインのマドリード国際映画祭で審査員賞を受賞した映画『彼女は夢で踊る』の上映。
その後、時川英之監督と撮影秘話を交えたトークショーを行います。

先日、ある団体の代表者から「来年の2022年をメドに映画を作って貰えませんか？」とオファーを受けた。ありがたかったし、嬉しかった。もしも、この作品が現実に動き出せば、これまでの経験やアイデア、そして、人脈をすべて…もうスッカラカンになるまで使わなければと思った。尊敬する故・森田芳光監督が常々語っていた「作品作りの基本は、自己ベストの更新」の気持ちだ。誰かと戦う訳じゃない。過去の自分と競うのだ。

今、自宅で、今年の秋に全国公開予定の監督作『愚か者のブルース』の編集作業をしている。考えてみると、最近はもうすっかり映画の人。

スケジュール通りに行けば、10月は恐ろしいほど忙しい！

そう思っていたが「コロナだからなぁ…」なんて、高をくくっていた。

しかし、蓋を開けてみると、すべてのイベントが予定通り。

気が緩んでいただけに、今更ながら「これはマズい」と…。