8月20日未明。広島市で大規模な土砂災害があった。
朝、明るくなって、その被害の大きさと、自分の立場を考えて、身体が震えた。
東日本大震災の被災地・宮城県石巻市に行ったとき
「停電で、自分たちが置かれている状況を映像で確認できたのは、
津波から1週間後でした。それまでの情報源はラジオでした。」と言われた。
今が、まさに、そうなのだ。停電世帯4000以上。きっと、情報を欲している。
なにか微力でもチカラになりたい。その思いだけだった。
「ごぜんさま」を、被災されている方に向けてお送りした。
でも、情報が足りない!正確には、情報がない!
でも、被災地で学んだこと。感じたことを、剥き出しの気持ちで喋った。
被災地で、困るのは「○○は○○らしい」など、いい加減な情報であること。
噂は真実となり、その後デマとなる。
被災者の感情を逆なでするような発言をSNSで行わないこと。
(被災された方は、情報が欲しいのでSNSを見ていることが多い)
誰が悪い…なにが悪い…の検証は、後のこと。
今は救出が一番であること。善意の押し売りはしないこと。など…。
夜、自身のFBに、こんなメッセージが来た。
「安全になったらボランティアを!」
「もちろん!」と…そう思った。
そして、たくさんのみなさんに呼びかけよう!と思った。
電波と言うメディアを持っている僕たちも、これから、一生懸命、自分に出来ることを探して行きます。
自らも動きます。みなさん、ご協力よろしくお願いします。
二次災害の危険性が薄まったら、一緒に動きましょう。
「僕たちは微力ではあるが、無力ではない!」
被災された方々は、これからが正念場です。寄り添い、励まし、動く!
対岸の火事のように思わず、是非、お手伝い下さい。
是非、是非、ココロからよろしくお願いします。
2014・8・21(木)AM3:30 アナウンサー 横山雄二