2011年の4月から107か月連続で続けてきたチャリティライブ『ヨコヤマ☆ナイト』が新型コロナウィルスの影響で開催出来なくなっている。もう自粛して3か月が経つ。
父親が死んだときでさえ休まずに行っていたのに…悔しい思いでいっぱいだ。
でも「じゃあ、なにか今だからこそ出来ることを!」と思い立ち、先日、公私ともにお世話になっている宮城県石巻市と広島の医療従事者、そして二年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた天応と坂町に、合わせて300万円分のマスクと消毒液などをお送りした。
それぞれの場所で時間を頂き、貴重なお話も伺えた。
せっかくだからと、ずっと一緒にボランティアを続けてきた後輩の渕上沙紀や、受付・前説を手伝ってくれている仲間の原田信太郎さんも引き連れて行った。
目録をお渡しする際「ヨコヤマ☆ナイトからです」と言葉に出すと、暑い日も寒い日も…雨の日も雪の日も…開場前から長い列を作って、このイベントを支えて続けてくれたたくさんのファンの皆さんの顔が浮かんで、なんだか胸が熱くなった。
これは「みんなの思いだ」「みんなとの絆の証だ」
これまで『ヨコヤマ☆ナイト』は2500万円余りの寄付を行っている。
被災地と言われる場所にプレハブの施設を建てたり、トイレを設置したり、小学生や中学生に体操服をプレゼントしたり…。
そのどれもが「ヒロシマからのメッセージ」だ。
「僕たちは微力ではあるが、無力ではない」
その思いは『東日本大震災』でも『西日本豪雨災害』でも、そして『新型コロナウィルス』による被害でも、何も変わらない。
今、自分に出来ることを、ただやるだけだ。これからも、口先だけの絆にならないよう…
絆が綻(ほころ)ばないよう、一歩ずつ一歩ずつ前に進もう。
『ヨコヤマ☆ナイト』に参加して下さったみなさん。心からありがとうございます。
おかげで、誇らしい気持ちでいっぱいになりました。感謝!!
2020・6・4
RCCアナウンス部 横山雄二。