Eタウンクラブ
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前回放送分のEとこどり
FUCHUの名を世界へ「府中家具の海外ブランド戦略」
"見た目が9割"
最近このタイトルを冠した本が日本でも大ヒットしましたが、海外の人々がモノに興味を示すのは、まず見た目の良さから。そこが入り口となって、材質であるとか製法に関心が向けられるんです。府中家具はまずこの第一関門を見事に突破しましたね。さぁこれからが勝負ですよ。
コータリ人形
■Eタウン久しぶりの海外取材で、家具と共にいざラスベガスへ!
婚礼家具の低迷や、中国からの安い家具の流入で、1980年代のピーク時には480億円あった売上げが、2005年には143億円にまで下降するという、きわめて苦しい状況に置かれている府中家具。そこで新しい活路を見出そうと、府中家具の老舗3社が「ジャパニーズ・モダン」をコンセプトにした渾身の最新作をたずさえ、アメリカ・ラスベガスの展示会へ。世界各国から1200を越える業者が商品を出店するこの国際的な展示会で、3社の評価やいかに?わくわくドキドキの4日間の密着取材、始まり始まりぃ〜。
「ラスベガスは、カジノだけじゃなく世界のトレンドがよくわかる街。今回の家具メーカーのチャレンジは日本の技術レベルの高さを知ってもらう意味でも、大きな意味がありますよ」

■「イイ仕事してる!」世界が唸った300年の伝統技術
府中市は、家具の都として全国的にも知られた存在。ここを代表する老舗「松岡家具製造」「松創」「佐々木木工」の3社が、世界に腕前を披露すべく、太平洋を越えたのは1月末のこと。
まずはラスベガス初日の1月29日。展示会前日となるこの日、3社の代表はラスベガスマーケットサブ会場の「キャッシュマンセンター」で、船積みで送った家具と再会。輸送時の傷や破損がないのを確認してほっとしたのもつかの間、さっそく組立て&ディスプレイ作業に。その仕事ぶりがなんとな〜く頼りなく見えるのは、彼らが職人ではなく社長さんや、副社長さんだから(笑)。
「組み立てながらしっかり作ったイイ家具だなぁと実感しています」とテレ笑いを浮かべるのは、佐々木木工の川本一徳社長。なるほど、しくみがわかれば、デモンストレーションにも、より気持ちが込められますよね。
翌日、いよいよ展示会開幕。一般人には公開せず、業者ばかりがやってくる、つまりプロだけの目にさらされる展示会ですから、3社代表陣もかなり堅い表情での会場入り。「自信?神のみぞ知る、です」と松岡家具製造の守次 拓副社長も緊張を隠しません。
しかし、案ずるより産むが易し。府中家具ブースにはひっきりなしにバイヤーが訪れ「ベリーナイス!」「ビューティフル!」を連発。
佐々木木工のテーマは「萌〜MOE Cllection〜」。阿波和紙を入れたミズナラの家具や「FUTON-STYLE」と銘打った、布団とすのこを組み合わせたベッドを提案。
創業130年の伝統を誇る松岡家具製造は「和久〜WAKU Collection〜」で勝負。日本伝統の楡(ニレ)材をベースにした階段ダンスは一目で日本をイメージ出来る珠玉の逸品です。ちなみにディスプレイ小物としてタンスの上に置かれた折り紙は、守次副社長の息子さんの作。泣かせますねぇ〜。
高級家具で名を馳せる松創のテーマは、そのものズバリ「匠〜TAKUMI Collection〜」。バイオリンで使用される最高級のホワイトシカモアを惜しげもなくあしらったCina Cabinetの存在感は圧倒的で、値段も約238万円とグレートです。
「見向きもさらないかなぁと思ったけど、高いものでも興味があるんですね」と、松創の松岡佳二社長も思わずニッコリ。
この日、府中家具ブースを訪れたバイヤーは100人。結局4日間のトータルは約250人を数え、主催の「ワールド・マーケット・センター」からも、今夏の展示会でのジャパンフェアの依頼が舞い込むなど大盛況。やっぱり、イイものはイイ。世界でも十分通用しそうです。これからの府中家具=ジャパニーズモダンの躍進、大いに期待しましょう。
★松岡家具製造 URL:http://www.matsuokakagu.co.jp/
★松創 URL:http://www.fuchu.or.jp/~matsuso/
★府中の佐々木木工 URL:http://www.sasaki-mokko.com/
「ソニーやホンダが、最初に海を越えたときもやはり不安だったらしいけど、行けば案外やれそうだという手応えを実感できるんですよ。実力あるんだから」
府中家具ブースを訪れた人の90%がインテリアデザイナーだったそうです。アメリカの富裕層はインテリアデザイナーにコーディネイトを一括して任せることが多いらしく、その点でも期待持てますね」
「うむ、あとは上手に商談をまとめてくれるネゴシエイター(交渉人)が付けば言う事ナシ」
神足祐司、今週のEタウンWeekly!!
『柳沢厚労相 今度は<健全>発言』
これを槍玉にあげて追求する野党の姿勢にも「またか」というカンジ。国会ってのはなにやってんでしょうね。少子化対策をもっとマジメに議論していただきたい。
『広島などリンナイ製3人死亡』
技術的な実際の安全基準と、法律的にクリアしなければならない基準とのズレが、このような事件を生み出している気がします。
『エディオン ビッグカメラと提携』
ふたつ合わせると1兆3千億円となり、これで家電量販ではトップ。近年、流通のほうが商品の動きを決定することが増えているようで、二大巨頭となることはメーカーにとっても歓迎するムードがあるようです。
藤村アナの、これE-jan
『花粉ガードの春物コート』
神足さんと池田さんは花粉症がないようですが、私は毎年悩まされているんです。そこで今回は、花粉を撃退するというウレシイ秘密兵器を訪ねて、「洋服の青山 広島緑井店」(安佐南区)へおじゃましました。洋服の青山が、お客様の要望を受け、「小松精錬」「ワッツ」とタイアップで開発したのが、驚くなかれ、花粉対策用のコート! 表面に施された抗アレルゲン剤加工が花粉を包み込み、働きを抑えるというアイデアもの。私も試着させてもらいましたが、まず500gというワイシャツ並の軽さにびっくり。現在9サイズを展開中で、こちら広島緑井店のほか、庚午店、西条店、福山本店、福山御幸店で販売しています。なんとか女性用も作って!と、河本店長にお願いしておきましたけど、どうなることやら?!
>>洋服の青山 URL:http://www.aoyama-syouji.co.jp/
《次回のEタウン》
「世界トップ3への道 常石造船」
「重厚長大」産業が再び活気づいています。グループ創業百年を迎えた福山市の常石造船では昨年度は史上最高の売上げを記録しました。長かった造船不況のおりも従業員解雇を一切行わなかったという異例の経営で、現在竣工量世界第6位に踊り出ました。その飛躍の秘密とは何か? 2010年には世界のトップ3を目指すという若きリーダー、神原勝成社長(38)に、この1月1日に行われたグループ統合の狙いや、中国特需後のアジア戦略、2007年問題、そして気になる市民球場のネーミングライツなど、ホットな話題について率直に迫ります。
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