誰もが知る天才画家パブロ・ピカソ(1881-1973)。彼の作品は時代ごとに様々に変容し、91年の生涯を通して10万点近くの作品を残したことで知られています。20代前半の若きピカソは、青色の絵の具を用いて人生の悲哀や葛藤をメランコリックに描きだし、この数年間は「青の時代」と呼ばれました。その後ピカソは、彼の原点とされるこの「青の時代」を超えて、実験的なキュビスムの探究、さらに円熟期から晩年へと生涯を通じて様々な試みを行っています。
本展覧会は、国内でも屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館とひろしま美術館の共同企画展です。二館の珠玉のピカソ・コレクションに、それぞれの時代を彩る国内外の貴重な作品群を加えた約70点の作品で、ピカソの幅広い創作活動を紹介します。また本展では、両館がこれまで欧米の美術館の協力を得て深めてきた最新の科学技術を用いた調査や研究を通して、ピカソの制作のプロセスに焦点を当て、20世紀の巨匠が遺した創造の軌跡に迫ります。
画像 (左から右)
パブロ・ピカソ《酒場の二人の女》1902年、ひろしま美術館
パブロ・ピカソ《ラス・メニーナス(マルガリータ王女)》1957年、バルセロナ・ピカソ美術館 Museu Picasso,Barcelona. Photo:Fotogasull
パブロ・ピカソ《花束を持つピエロに扮したパウロ》1929年、ポーラ美術館
パブロ・ピカソ《黄色い背景の女》1937年、東京ステーションギャラリー
会 期 | 2023年2月4日(土)~5月28日(日) 会期中無休 開館時間 9:00-17:00 ※入館は16:30まで |
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会 場 | ひろしま美術館 |
入館料 | ■一般1,800円(1,600円) ■大学生1,300円(1,100円) ※高校生以下は無料 ※()内は前売りまたは20名以上の団体料金 ・65歳以上の方は一般団体料金(1,600円)でご入館いただけます。年齢が確認できるものを受付にご提示ください。 ・障がい者手帳をご持参の方は、ご本人と同伴者1名が無料です。 ・本展とコレクション展示は共通の入館券です。 |
チケット販売所 | ■ひろしま美術館 https://www.hiroshima-museum.jp/special/detail/202302_Picasso.html ■RCCオンラインチケット https://www.cnplayguide.com/rcc ■中国新聞販売所、中国新聞読者広報部 ■セブンイレブン http://7ticket.jp/ ■ローソン(Lコード:63500) https://l-tike.com/ ■エディオン広島本店PG ■画廊、画材店、書店 など |
お問い合わせ | 公益財団法人ひろしま美術館 〒730-0011 広島市中区基町3-2 TEL(082)223‐2530/FAX(082)223‐2519 RCC事業部 TEL(082)222-1133 受付時間 平日10:00~17:00(※12/28-1/4を除く) |
主 催 :公益財団法人ひろしま美術館、公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館、中国放送、中国新聞社
特別協力:バルセロナ・ピカソ美術館、カタルーニャ美術館、アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ
特別協賛:
協 賛 :広島銀行