テノール
山本康寛

京都市立芸術大学声楽専攻卒業、同大学院修了。
第82回日本音楽コンクール第2位、第32回飯塚新人音楽コンクール第1位、並びに文部科学大臣賞。第25回宝塚ベガ音楽コンクール第2位。第51回日伊声楽コンコルソ第2位、並びに五十嵐喜芳賞受賞、平成24年度平和堂財団芸術奨励賞受賞、第24回青山音楽賞[音楽賞]受賞、第26回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
びわ湖ホール声楽アンサンブル専属歌手として6年在籍し、満期退団後、五島記念文化財団(現:東急財団)の奨学生として、ミラノに留学。
ロッシーニをはじめとするベルカントオペラを学ぶため、ロッシーニのスペシャリストW.マッテウッツィ氏のもとで研鑽を積む。
NHK-FMのリサイタルノヴァに出演。
ミサ曲、第九、モーツァルトのレクイエム、オルフのカルミナブラーナ、メンデルスゾーンのエリア等の各ソリスト、またバッハのエヴァンゲリストを務める。
オペラでは、2014年の沼尻オペラセレクションではコルンゴルド「死の都」(日本初演)主役のパウル役に抜擢、2015年マエストロゼッダ指揮、藤原歌劇団の「ランスへの旅」リーベンスコフ伯爵役、2016年日生劇場の「セヴィリアの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵役、同年、イタリア、ペーザロで行われるアカデミアロッシニアーナのオーディションに合格。
故マエストロゼッダの指導を受けRossiniOperaFestivalにて、「ランスへの旅」リーベンスコフ伯爵でイタリアデビューを果たした。
その後も、びわ湖ホール「連隊の娘」トニオ、Teatro Martinetti「ラ・チェネレントラ」ラミーロ、藤原歌劇団「ラ・チェネレントラ」ラミーロ、「清教徒」アルトゥーロ、「コジ・ファン・トゥッテ」フェランド、日生劇場「魔笛」タミーノ、日本オペラ協会「紅天女(漫画ガラスの仮面の劇中劇をオペラ化)」(初演)一真役などに出演。
びわ湖ホール「魔笛」これまでに安藤恭子、北村敏則、William Matteuzzi各氏に師事。
びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー、びわ湖ホール4大テノールメンバー、藤原歌劇団、日本オペラ協会各正団会員。