テノール
澤原行正

広島県呉市出身。幼少期に呉少年合唱団在籍。
呉宮原高等学校、愛媛大学教育学部卒業。東京藝術大学音楽学部及び大学院修了。
桐朋学園大学大学院音楽研究科博士後期課程修了にて博士号(音楽)取得。
二期会オペラ研修所修了。
第58回日伊声楽コンコルソ入選。第27回奏楽堂日本歌曲コンクール第3位。
二期会『セルセ』タイトルロール、『ファルスタッフ』カイウス、『魔笛』僧侶II、『こうもり』アルフレード等出演。
セイジ・オザワ松本フェスティバルでは、2023年『ラ・ボエーム』ロドルフォ、24年『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョと続けて出演し、好評を博す。11月には、NISSAY OPERA2024『連隊の娘』にトニオにて急遽出演、輝かしい美声と確かな音楽性で高い評価を得た。
コンサートでは、バッハ「マニフィカト」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」、プッチーニ「グローリア・ミサ」等の宗教曲や、ベートーヴェン「第九」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」等のソリストを務める。
さらに日本歌曲のコンサートで広島県出身の作曲家である藤井清水氏の作品を披露、大野和士氏主催の慰問コンサートへの参加、日生劇場『ランメルモールのルチア』のプログラムノートの執筆まで行うなど、その活動は多岐に渡る。
近年は広島県呉市におけるオペラ上演を目標に、毎年コンサートやオペラハイライトの企画運営に携わるなど、意欲的な取り組みを行っている。
くれ観光特使。二期会会員