「がん検診の重要性を知ろう!」

放送日:2022年2月15日(火)

ゲスト:医療ネットワークシニアナビゲーターの佐々木佐久子さん
パーソナリティ:伊藤文、牧瀬和人

おひるーな放送中の出演者
Q.がんサバイバーでもある佐々木さん。改めてご自身の「がん体験」について教えていただけますか?
がんが見つかった当時は今みたいな「がん検診キャンペーン」がまだ普及していなかったので、勤務先の幼稚園でのがん検診しかなかったんです。
乳がんだったり、子宮頸がんは自分で行きなさいという環境で、休みを取って行きにくい状況でした。
私の大腸がんも調子悪いときに自分で病院に行って、たまたま先生が「大腸の検査してみませんか」と言ってくださって見つかりました。なので、そのときの先生が命の大恩人で、先生が言ってくださらなかったら多分ここにないかなあと思ってます。
20年前なので、私も情報を得ようとしてなかったところもあるとは思うんですが、そういった状況ではありました。
Q.ご自身の経験を踏まえ、「検診の重要性」についてどのようにお考えですか?
やっぱり早期発見がどんなに大事かっていうことですね。がんが早く見つかって早く直せば元の生活に戻れるので、そこが一番大事なとこかなと思います。
Q.佐々木さんは毎月「がんカフェ」を開催されていて、いろいろな悩みや相談をお聞きすることも多いですよね。
「がんカフェ」にはがんの方がこられることが多いんですが、例えば、乳がんになって病院に行かれた方の中には、がん検診を受けてない方がいらっしゃったりするんですよ。その場合は、乳がんのみ先生に診ていただいて他の部位は見てもらっていないことになるけど、病院へ行ったことで安心されてる方があまりにも多いと感じます。でも、乳がん以外も隠れているかもしれないですよね。
実際にそういった方も時々いらっしゃるので、主治医と相談しながら、いくら自分が1つがん持っていても、がん検診は行ってほしいなと思います。
もちろん、主治医の先生が「じゃあついでにこの検査もしとこう」って言ってくださればそこでがん検診できる場合もあります。
Q.佐々木さんご自身も先日乳がん検診に行かれたそうですね。
はい。私が行った病院は以前も行ったことがあるところなんですが、スタッフの方が全員女性で安心できたので今回も選びました。
病院のホームページを見たら全員女性ですよと書いてある病院なんかもあったりするので、気になる方は調べてみると行きやすいかもしれません。
病院では、マンモグラフィーとエコーと触診をしていただき、結果も問題ありませんでした。
Q.検診で先生に「今度ラジオでお話する」と言ったら、伝えてほしいことがあると言われたとか…
がん健診に来られる方の中で、乳がんが見つかるのは1000人に2人から5人ぐらいなんだそうです。0歳からうちの母みたいに96~8歳ぐらいまでの女性全体では11人に1人とも言いますし、生涯で乳がんにかかる確率って高いですよね。
それで先生は「乳がんの特徴の1つに自己検診ができることだ」とおっしゃっていて。
横向きに寝て、例えば右を下にしたら左の胸が上になりますよね。その体勢のまま右の手で左胸を触ると自分でも検診ができます。脇にも乳がんができることがあるので、乳輪の周りだけではなく脇まで触ってちょっとしこりがあるかどうかっていうのを両方見るのがポイントだそうです。
もう1つの方法は、お風呂に入る前に、鏡の前で両手バンザイする方法。左右の大きさが違ったり、えくぼみたいに引っ込んだりとかひきつりがある場合は、一度健診に来られた方がいいそうです。
それとコロナ禍で検診に来られる方がすごく少なくなっているそうで。来られたときにはもう症状が進んでいるケースも増えてるので早めに来てほしいとのことでした。
検診券が送られてきたりもしますよね。広島市の場合、使用できるのは3月いっぱいまでです。3月になると駆け込みの方が多くいらっしゃるようなので、できるだけ早い検診をおすすめします。もちろん、チケット来てなくても行って良いですし。
Q.子宮頸がんについてはいかがですか?
乳がん検診よりもハードルを感じる方も多いと思います。出産とか経験してれば感じ方も違うかもしれませんが、20代30代にとっても重大な病気なので、できれば早めに行っていただきたいなと思います。細胞を取るのでちょっとチクリとしますが、それで異常がなければいいですし、私は引っかかったことがありますが、病院で再検査したら異常なしだったので検診を受けてよかったと安心しました。
年を重ねると、どうしても年齢とともに細胞がちょっと変形したりするんですよ。先生はやっぱりそんな変形した細胞にフォーカスされて見られてますので、私のようなケースも多いと思います。でも安心のためにもぜひ受けていただきたいですね。
Q.他に子宮頸がんでポイントはありますか?
いろいろご相談を受けてる中で妊娠したら子宮頸がんが見つかる例もたくさん聞きます。
結婚適齢期になられたら定期的に検診にいくことは大事だと思いますし、早く見つかれば妊娠できる体に治るので、検診は重要だと思います。
お母さんが行くときに一緒に行ってみるとか、娘さん1人では躊躇するかもしれないので、誘ってあげてほしいと思います。
Q.娘さんの検診のことなど、がん検診についても「がんカフェ」で相談してもよいのでしょうか?
もちろん大丈夫ですし、ちょっと対面では話しにくいような話はお電話が多いです。
お電話なので職場からかけてこられる方もいますし、夕方にかけなおして対応することもあります。

「がんカフェ」
場所:ギャラリーカフェ月(ゆえ)/西区古江
日時:2月17日(木)13時半~15時半 ※今月はコロナの影響で電話相談のみ
TEL:082-533-8021

伊藤)今日は医療ネットワークシニアナビゲーターの佐々木佐久子さんにお話を伺いました。ありがとうございました!

おひるーな放送中の出演者