被爆電車650形イラスト図解【運転台】

被爆電車650形イラスト図解【運転台】

イラスト/小野寺光子
出典/『被爆電車75年の旅』(株式会社ザメディアジョン)

作動した断流器を、元の状態に復帰させるスイッチ。

インターホン、放送、制御、車内灯、前尾灯などのON/OFスイッチが中に並んでいる。

直列4ノッチと、並列4ノッチ、計8段階の刻みがあり、これを徐々に上げていくことでスピードを得る。

進行方向を決めるハンドル。握りには、車号が刻印されている。ブレーキレバーとともに、取り外しができ、これらふたつは車両キーにもなっている。

「降りるボタン」が押されると点灯し、運転手に知らせる。

ダイヤ表を立てかける板。

空気圧でブレーキシューをタイヤに擦りつけ、車両を止める。 レバーは取りはずしができる。

前方を録画。

車体下にある「元空気溜め」の圧力を示す。これは、ブレーキとドア開閉のための空気をたくわえた重要なタンクであり、運転士はその圧力をたえず確認しながら、操縦している。

方向幕を回転させる。

長時間、停車させておく際、車両が勝手に動き出さないよう、レールと車輪の間に嚙ませておく。木製。

屋根の集電装置から採りこまれた電流はこの内部を通り、台車の主電動機(モーター)に流れていく。運転士は上部の「マスターコントローラー」の操作で、電流を制御し、加速度を調節する。

“扉閉”、“電源警告”などの各種インジケーター、扉開閉スイッチ、車内放送装置、マイク、ウォッシャーボタン、ワイパースイッチが並ぶ。

かかとで鳴らす。

自動的に制御を切ると同時に、「保安タンク」を作動させ、車両を即時停止させる。客室にも1個ついている。

ボックスには“常時入”の文字。これを切ると、補助電源の供給がシャットアウトされる。

放送装置・ワンマン機器・運賃箱などの24V用のノーヒューズ・ブレーカーが収められている。